妊婦さん、ママさん、「ミュータンス菌」って知っていますか?
ミュータンス菌とは、口の中に住んでいる細菌で虫歯菌の一種なんです。
ミュータンス菌は、食べ物の含まれる糖を分解して、
グルカンというネバネバした物質を作りだします。
その物質とミュータンス菌が混ざり合ってできたプラーク(歯垢)が原因となって、
歯を溶かして虫歯にします。
実は、このミュータンス菌、
生まれすぐの赤ちゃんにはないんです。
では、どこからミュータンス菌が生まれてくるのでしょうか?
ミュータンス菌は、だ液から感染します。
赤ちゃんなど小さいころは、お母さんから口移しで食べ物を食べたり、
お箸やスプーンなど直接お口に入れる食器を親子で一緒に使ったりしますよね?
実は、それが感染原因なんです。
また、親子でのキスなどのスキンシップなどでも感染すると言われています。
ミュータンス菌はお口の中に一度入り込むと、完全に取り除くことはできません。
大切な赤ちゃんを虫歯から守るためにも、
お母さんとお父さんをはじめとする周りの大人の方のデンタルケアが重要といえます。
では、ミュータンス菌を減らすにはどうすればいいのかですが、
まず、ご自宅でできること。
1、キシリトールを摂ること
2、毎日の歯磨き
3、規則正しい食生活
生活環境も影響しますので、規則正い食生活を心がけ、
毎日のしっかり歯磨きをしましょう。
また、歯科医院でできることは、
1、PMTCなどお口の中をクリーニングする
2、歯石を取る
安賀歯科クリニックのマタニティ歯科としても
歯のクリーニングなどをおすすめします。
歯もキレイになりますし、リフレッシュ効果も期待できます。
お気軽にお問い合わせください。