この質問も患者さんからよく聞かれるので、お話しさせてください。
こちらも前提として、産婦人科医との連携のもとにはなりますが、
歯医者さんでの麻酔は、
安定期(妊娠13〜24週)の場合、
通常の使用量(1〜5ml)さえ守れば
胎児への影響はほとんど考えなくても良いとされています。
妊婦さんの多くは、体の状態が何か病的な状況であると錯覚しがちです。
妊娠・出産に至る過程は、決して病的なものではありません。
むしろ、虫歯や歯ぐきの痛みを我慢することの方がよっぽどストレスになり、
母体と胎児に悪影響を与えます。
母体と胎児に悪影響を与えます。
ストレスによる胎盤の血流低下は、
流産などの恐れもあると考えられるといわれているほどです。
何より、どの時期においても一番考慮しないといけないのは
「母体にストレスを与えない」ことです。
「母体にストレスを与えない」ことです。
当クリニックでは、注射前に表面麻酔をします。
そして、なるべく細い針と電動注入器を使って、
できる限り無痛での治療をこころがけています。
「母体に少しでも負担がかけないようにする。」
これが、当クリニックのマタニティ歯科のモットーです。